割れたガラス。柱にペンキを塗る男。
建物を挟んでもう一方にもグレーのペンキを塗る男。
グレーのペンキを塗っている男にもう片方が手伝ってくれと声をかける。グレーペンキ男は好きに絵を描いているつもりのようで、忙しいと断った。
手伝いを頼んだ男は一旦去る。楽しそうにグレーペンキを塗り続ける男はもう一度彼が訪れるとは思っていない。
乾かないペンキを指でなぞり満足げに微笑む男を手伝いを頼んだ男が後ろから殴って殺す。
手伝いを頼んだ男が柱を塗っていたのは血のあとを隠すためだ。彼はもう一人殺していた。
割れたガラスの前を通って女子大生。
仲違いをしているわけではないのに、一人が勘違いで他の三人を殺す。飲み物に毒を入れて皆に配る。
死んで警察が来て理由を聞かれたところで巻き戻し。
毒を持って教室まで来て、皆で勉強しながら歓談するところからやり直す。
言葉を選んで彼女が仲間外れではない、今までと変わらず仲良しだという雰囲気を作ると、彼女は毒を使わず、あたたかなミルクティを作ってくれる。
自分は女子大生のうちのひとりになって教室から出る。
研究棟で母親に会う。彼女はこどもに新しい教え方を試している。
一人の子が病気を理由にその教室から出ていく。たぶんもう二度と戻っては来ない。彼が連絡先を置いて出ていくのをずっと見ていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿