2011年10月5日水曜日

ちまみれ

踊り子とその家族が次々殺される。踊り子一人につき50万払えば助かる、という通達。
踊り子は四人残っている。一人の親の隠し金庫の中身がなくなっていて、三人分しか集まらない。豪華な物入れにはけして枯れないバラが咲いていたはずなのに、最後の花弁がいまにも落ちそうになっていた。
ひとところに集まって相談していたが、もう助からないと逃げ出す。外まで続くプールに皆飛び込んで出て行こうとする。ボブカットの少女がぬめった靴をはいてにやっと笑い、逃げようとするものたちからこっそり背を向けて去る。
プールの中にあるドアを開け、外へ出たものが何人かいるところ、上から男の首だけが降ってくる。プールにじんわりと血が広がる。男の恋人が気付いて叫び、首を抱えて屋内へ戻る。狂ったようにプールのあがりくち、排水兼物置になっているところへ自分の首を突っ込む。じゃきん、と音がしてそこからも血が染み出してくる。
半狂乱になって戻ろうとする人、外へ出ていこうとする人。ふざけるものと相手側につこうとするもの。屋外のあがりくちに首をいれさせようとさしている男女。涙が甘ければ許される、と手下が涙を受け取って口に入れる。念のためと男女がバケツを被せて手下すら殺そうとする。
助かったものたちは屋内に戻されてプール側で休んでいる。ボブカットの娘はいつの間にかプールで救出作業をしていた。皆がそろって、ボブカットの娘もプールから上がってくる。そして一人の踊り子に助けを求めるようにふらふらと近づいた。踊り子は助けようと側へ行くつもりだった。彼女が何か吸い寄せられるように壁のほうへ行っていることに気付くまでは。それに気付いた踊り子は急に怖くなって一歩さがる。皆が半狂乱になっていたときにジョーズのふりをしてふざけていた男の子の側に寄る。
ボブカットの娘は壁際まで行きなおも踊り子を求めていた。ケーブルで吊ってある錆びた重しのようなものが娘に向かって降ってきた。鈍い音がして、娘の頭にぶつかる。倒れて壁の方を向いた娘は一度踊り子の方へ頭を向き直し、そのまま動かなくなった。
そこへいた誰もが本当はすべて彼女の仕業だと知っていたかのように、誰も何も言わなかった。

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プール血塗れの夢でした。首がとれまくる。
豪華な物入れのバラは不思議な水を吹き掛けたら甦ったし、ジョーズの子とは外で涙を取られるときに仲良くなった。プールで上がってきたボブカットの娘は一瞬だけ踊り子を睨んだ。
ボブカットの娘は金持ちで昔から踊りだけをさせられてきたのに(宿題より踊りが優先、とか)貧乏で家族も持たない踊り子が現れたことで踊り子自体、踊りに関わるもの、を恨んで殺していったみたいだった。プールのとこでジーンズ生地のマキシスカートを履いてたし、四人の踊り子の中にはいなかった気がするのでもう彼女自身は踊り子ではないのかも。
最後は殺すつもりで呼んだのに体力が尽きてしまったんだろうなー。
怖かった。無理矢理起きたけど怖かった。起きたつもりが他の夢に突入したのも怖かった。入れ子夢こわい。

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