2013年12月29日日曜日

今日のゆめ

菅野彰さんがお人形をつくっている。でもお仕事は物書きらしい。作家ですと言わなければ作家にはなれない、と言っていた。なんでもそうだけど、言い切ることが大事なのだそうだ。
彼女はうらの先生のような繊細な足型を片方分作ってくれた。たぶん二センチか三センチくらいの足。
僕はとなりでその作業を見ながら、『屋上の暇人たち』シリーズはいつかまた出ますか?と聞いた。菅野さんは驚いて目を見開き、『そのシリーズについてを(面と向かって)実際に聞かれたのは初めてだ』と言った。自分は菅野さんはBLも書くけどあまり読まないので…と言い訳するように付け足したが、彼女は少し嬉しそうにして、いつかは書くつもりですよ、と答えてくれた。エッセイばかり読んでいます。BLはあとがきだけ読みたい、と伝えると、そうだね、と彼女は言った。新井さんの話題が少し出た。
僕の住んでいるところに彼女は少し驚いて、そしてすこし嬉しそうにした。彼女のメインターゲット層とは外れていたがそういうひとも読んでくれるのが嬉しいと言っていた。
最後に彼女が買っている猫(そして亡くなってしまった子も含めて)について写真で教えてもらったけれど、ニャン太さまともう一匹くらいしか僕にはわからなかった。写真には全部で十匹くらいいたと思う。
話をしながら菅野さんは人形を作り、ある程度できたところで満足そうにした。気がつくとそこはどこかの教室で、出ていったオタク層がこそこそと戻ってくるのをリーダー格の人が責めていた。菅野さんはそれについて『猥褻なものを持ち込まないよう』注意すべきだと言い、リーダー格の子はそうした。
お人形を作る教室だったらしく、周りの人はお人形について詳しかった。
最後に、戻ってきたオタク層のひとりが妙な終業の仕方をし、ぼくは盛大に吹き出した。隣にいた菅野さんにすみません、どうしても耐えられませんでした、と謝って目が覚めた。

妙にリアルな夢だったので恐らく無意識の海から伝えたいことがあっての夢だったのだろうと思っている。

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